あこがれの人

レポとも言い難いライブレポばかり書いています

身体と歌だけの関係 ライブレポ


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2017年8月18日
もりばやしみほと松永天馬と姫乃たまと身体と歌だけの関係」
@沖縄 安里 G-shelter

  

お久しぶりです。また会いましたね。私がこのブログを更新するのはライブに行ったときくらいです。ということで今回も書きます、ライブレポ。

 

今回は天馬さんが初めて沖縄でライブをするということで、これはなんとしてでも行かねば!と告知されてすぐにチケットを取ったライブでした。

開場の時間になりライブハウス内へ入っていくと、天馬さんとけいさまが物販スペースを作りチェキを売っていました。今回は天馬さんいわく「事務所が絡んでいない」ライブ出演ということで、この日はチェキ以外のグッズがない上に二人が直々に物販スペースに立ってくれるというなかなかレア(多分)な回でした。

私は特典会に参加できる枚数のチェキを買った(値段は察してください)ので念願の好きな男のサイン腕に油性のペンで書かれて「これを終演後に見せてくれたらいいことがありますよ」みたいなことを言ってもらえたので、開演前だけどすでに宙に浮きそうなくらい嬉しい気持ちでいっぱいになっていました。

 

そんなこんなで、早々にチェキを売りきり舞台裏に捌けていく天馬さんとけいさまを見送ってぼーっと開場BGMを聴いていると、オープニングアクト 非の打ち所さんが登場。

小綺麗な衣装に身を包み、軽快なトークや初代プリキュアエンディングテーマの朗読などで場を盛り上げてくれました。

非の打ち所さんは実は天馬さんと近いナルシシズムの持ち主(ぶざまな自分も受け入れる、愛しているというレベルまで達している点)なのではないかと勝手に考えていたんですが、ライブを見ていて、パフォーマンスや音楽性に違いはあれどやはり近いところがあるように思いました。キャスティングした人天才ですね。

 

次に、もりばやしみほさん登場。
とろけるような優しい歌声とヒーリング音楽のような静かで寂しげな曲にとても癒されました。この瞬間だけ別世界に連れて行ってもらったような気がしました。

 

そして、姫乃たまさん登場。
姫乃たまさんはあえてほとんどリサーチしていない状態で行ったのですが、そのおかげでとても新鮮な気持ちで楽しめました。アイドル自体の知識も薄いゆえに「こんなこと歌っちゃうの?」みたいなカルチャーショックがたくさんあって、自分の今まで知らなかった世界はこんなに面白かったんだ!って嬉しくなりました。

 


さて、トリを務めるは松永天馬&おおくぼけいです。 

セットリスト
ラブハラスメント
Blood,Semen,and Death.
人狩り
好きな男の名前腕にコンパスの針でかいた(カバー)
天馬のかぞえうた
血文字系
  MC
ぼくらの七日間恋愛
身体と歌だけの関係(カバー)
アンコール
普通の恋(カバー)
ぼくらはひとり(カバー)

 

けいさまのピアノに合わせて天馬さんが登場、しますがすぐにバタッと倒れてしまいます。倒れたところでパッと全身見渡すと、服装は普段のスーツなのに足元が下駄で前列ソワソワ。倒れた天馬さんをそのままに一曲目「ラブハラスメント」がかかるとバックに沖縄verの映像が。青い海を横目にどんどん脱いでいくスクリーンの中の天馬さんと、目の前で歌う天馬さんとで目がいくつあっても足りませんでした。しかし、海、似合ってきたね。

客席のボルテージが上がってきたところで畳み掛けるように「Blood,Semen,and Death」、そして「詩人狩り」。「詩人狩り」では"言葉"を背にして歌ったり、ダイブしてみたり、まさしく全身表現者といった感じの演出が多くありました。

 

天馬さんが「俺の名を言ってみろー!」と叫ぶと客席も\天馬〜〜!/と応える恒例の掛け合いから「この曲を聴いて天馬を妊娠してください」という言葉で「天馬のかぞえうた」へ。

オケを流さずキーボードのみの演奏だったので、『一度 やったぐらいで〜』の部分では溜めに溜めて歌う演劇的な感じでした。はぁ、と息を吸い、歌いはじめるかと思ったらまたマイクを離すというシーンでは、笑い声に交じって\歌わないんかい/という声が聞こえたりもしたのですが、そんな声すらもあらかじめ用意されていたセリフであるかのようにパフォーマンスに馴染んでいてとても面白かったです。

 

「血文字系」はアーバンギャルドのオケで。今回も「踊るわよ」って言って2倍速で壊れたおもちゃみたいな動きをしていました。(なんかうまく言えないんですが本当に壊れたおもちゃみたいなんです)

あとこれはこの曲だったかどうか定かではないんですが、口に含んだ水を客にかける場面がありました。一度目は客席から見て右側の人たちに。二度目・三度目は正面に向けて。

今まではそういうのって正直あまり好きじゃなかったんですけど、その日はシャツに水がしたたるのも構わず、いやむしろたくさんしたたってくれと言わんばかりに二度の聖水を頭から浴びてニコニコ(ニヤニヤかもしれない)してしまったくらいには楽しくてしょうがありませんでした。こう書くと変態みたいですがあの場にいたみんなが変態になっていたので多分大丈夫だと思います(?)


その流れでMCへ。初来沖ライブということで、沖縄の方言にまつわる話が多かったです。私はこの文章を記憶を再構築しながら書いているので、細かいニュアンスの違いが多分に含まれているかと思いますが、臨場感は伝わると思うので天馬さんが話していた内容をいくつか書こうと思います。

松永「僕、毎回『御愁傷様です』って言うんですけど、沖縄の方言で『御愁傷様です』ってなんて言うんだろうと思って…「もんじろう」っていうサイトがあるんですけど、それで変換してみたら『いちち愁カンパチ様やいびーん』って…これ絶対ないですよね?

で、『ごめんなさい』は『ワッサイビーン』って…これ絶対謝る気ないですよね。『ワッサイビ〜ン♪(笑顔で両手を広げ)』みたいな」
「今度何か起こった時には使ってみるといいですよ。せーの?」\ワッサイビ〜ン♪/

松永「沖縄にはメンヘラはいないんだろうなと思いました!こう、太陽が無理やり元気にさせてくる感じがあって。『よっしゃいくぞー!』みたいな。オタクが常にバックにいる!みたいな感じがしましたね〜。でも、沖縄にメンヘラはいないんだろうなと思っていたんですけど、さっきBGMを聴いてたら(岡村靖幸さん、あいみょんさん、DAOKOさん等が流れていました)ここだけお仲間がいるなって!G-shelterにだけ集まってきているんですね!」

「下駄はクールビズです。(スーツは暑いので、みたいなことを言ったあと)せめて足元だけでも涼しくしたいと思って」

 

あと、このMCでけいさまのソロアルバム発売、そして明日(19日)もライブに出ます、という発表がありました。けいさまのピアノはとても美しくて好きなのでソロアルバム楽しみだなあ。ちなみに19日のイベントレポはここにありますので、よかったらぜひ。

 

MCで場を和ませたところで「ぼくらの七日間恋愛」へ。この文章を書いている現在もいろいろな意味でタイムリーな曲ですが、いつ死ぬか分からないこの時代に、同じ時を「ライブ」という形で共有できるのはとても大きな幸せです。右から左へと言葉が流れていく映像を背に歌う天馬さんは見惚れてしまうほどかっこよくて、奇抜なパフォーマンスでイロモノと思わせておいてこういう曲でグッと引き込んでくるあたりが本当にずるいよなあ、なんて思いました。

そして、最後の曲「身体と歌だけの関係」。楽しくて寂しくてやさしい曲。『歌だけが残る』の部分で顔を髪で隠し抑えるようにして歌っていた姿はあまりに悲しくて忘れられませんが、全体的に多幸感に溢れていて最高に楽しい気持ちで本編が終了したのでした。

 

 

アンコールでは姫乃たまさんをお迎えして姫乃・松永・おおくぼの三人で菊地成孔 feat.岩澤瞳「普通の恋」を披露。

歌う前に天馬さんから「この曲は容子さんと一緒に歌うことが多いんですが『もし天馬さんと姫乃たまさんが一緒に歌ったら殺す』というツイートを見かけたので、歌おうと思います」と、ただでさえアーバンギャルの脅しに怯えているたまさんを余計怯えさせるちょっといじわるな発言も。笑  個人的に、男性をたぶらかしたりとかしなさそうな(できない、ではなくあくまでしないという意味で)姫乃たまさんがかわいい声で『とても人に言えないような酷いことなら何でもやった』『アタシきっと 死んだら絶対地獄に堕ちるわ』と歌う姿に胸がキュッとなりました。

 

アンコールの最後は、もりばやしみほさんを迎え全員で披露したhi-posi「ぼくらはひとり」。

サビは天馬さんともりばやしみほさん(二番では天馬さんとたまさん)がツインヴォーカル方式で歌っていたのですが、静かな女声と力強い男声のハーモニーで奏でられる『ないても わらっても  ぼくらは ひとり    はなしは ないけど  いっしょに いたいよ』という優しくて切ない歌詞と、天馬さんの指示でつけられた客席のiPhoneの光がどこか幻想的な空間を作り出したところでライブが終了しました。

 

終演後には全員で写真を撮って、その後特典会へ。最初はグッズ(チェキ)を4000円以上購入で特典会に参加できる、ということだったのですが早々にチェキが売り切れてしまったので「2000円でツーショットチェキ一枚」が急遽追加され、これは…!と悩むまでもなく参加を決めました。今回の天馬さんは前回(6/18松永ソロ)とは打って変わってたくさん話しかけてきてくださったので、見つめ合うと素直におしゃべりできないタイプの人間としてはとてもありがたかったです…チェキにサインしてもらったり、沖縄にまつわる話もいくつかできて、とても幸せでした。 

 

 

あの夜、沖縄でもっともサブカルチャーしていたのは間違いなくG-shelterだったでしょう。

きっとまた沖縄に来てくれるであろうこと、そして近いうちにまたどこかで会えることを信じ、私もここで一旦筆を置こうと思います。

 

期待していたより何倍も素敵なライブでした。

ありがとう。

 

ここまで読んでくれたあなたに最大の感謝を。

 

 

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(遺影は何枚あってもイェーイ、みたいな。)

 

 

 

おわり